校長挨拶

 御挨拶

 

 北海道平取養護学校静内ペテカリの園分校のWEBページへ、ようこそお越しくださいました。

 本分校は、昭和60年4月に開校し、今年で40年目を迎えます。静内ペテカリの園に入所する児童生徒と地域の訪問教育を受けている児童生徒のために開校した特別支援学校です。その後、静内ペテカリの園の入所者以外の地域に居住する児童生徒を受け入れ、現在では地域から多くの通学生が通っています。

 本分校は、障がい児入所施設「しずない心の杜」をはじめ、新ひだか町や地域の方々から多くの御理解と御支援を賜っております。中でも分校が設置されている新ひだか町は、町内に牧場が多数所在し多くの競走馬を輩出しており、町の教育委員会や関係機関の皆様からの御理解や御支援を受けながら、地域の特色を生かした乗馬学習に取り組んでいます。

 令和6年度の在籍児童生徒数は、小学部18名、中学部9名、高等部21名の合計48名です。

 本年度の重点教育目標を「学びに向かう姿勢や意欲を育み、身に付けた力を発揮し地域 の中で自分らしく生きるための教育を推進する」(学習者の視点:①自ら学習に取り組む。②約束や決まりを守る。③自分で決める。④身に付けた力を地域で活用する。)としました。児童生徒の夢や願いを大切に捉え、得意なことに向かい自分から学ぼうとする意欲を大事にし、心身の発達を促すような指導・支援に、教職員が一丸となって取り組むとともに、学校と保護者、地域が一体となった教育活動を一層推進して参ります。

 また、管内唯一の特別支援学校として、日高の児童生徒や保護者、教育関係者のニーズに応え、専門性のある支援で特別支援教育の充実や発展に貢献して参ります。

 引き続き、皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

  令和6年4月

北海道平取養護学校長 小野寺 利 江